カラダに関する迷信〜ストレッチ②〜

引き続き今回も
ストレッチについてです
えー、実はこの記事は
書き直しです
一回書いたんですが
『クソ長い、しかもわかりづれぇ』
ってなったんで
1から書き直しです
もう少しシンプルにします

とりあえずよく言われる効果や
否定意見を羅列してみましょうか

ストレッチの効果
①関節可動域の向上
②ケガの予防・改善
③肩こり腰痛などの予防・改善
④疲労の回復
⑤心身のリラクゼーション
⑥血流・リンパの流れを良くする
⑦代謝向上によるダイエット効果
⑧ウォーミングアップ・クールダウン
⑨立ち姿・歩き姿などの姿勢改善
⑩筋肉痛の予防・改善

こんなところですかね?
次にストレッチ否定派の意見で
多いものは

A:過度な関節可動域はケガにつながる
B:関節が不安定になりケガにつながる
C:筋出力が下がる
D:ウォーミングアップとして不適切
E:カラダの筋バランスが崩れる

こっちはこんなもんですかね

これらについて全部解説したんで
クソ長くなったわけです
だからシンプルにします

まずストレッチの効果で
1番特筆するのは
①関節可動域の向上
やっぱりコレです
関節の動く範囲を大きくする
っていう点でストレッチは
非常に効果的です

じゃあ次にいきます
『あなたの目的』です

とりあえず開脚とか前屈をもっと
できるようになりたいっていう
タイプI:可動域重視タイプ


スポーツやトレーニングにも活きる
柔軟性が欲しいっていう
タイプII:実用性タイプ


肩こりや腰痛、ケガの痛みを緩和
したいっていう
タイプIII:不調改善タイプ


リラクゼーション目的など
I〜IIIには当てはまらない
タイプⅣ:その他タイプ

あなたの目的に当てはまるタイプを
選びます
順番は前後しますが
解説しやすいのからいきます

タイプⅣ:その他タイプ
もしこの目的の中に
⑦代謝向上によるダイエット効果
⑨立ち姿・歩き姿などの姿勢改善
を期待しているなら
残念ながら諦めましょう
迷信です
効果が全くゼロではありませんが
わざわざストレッチでこの目的を
達成させる有用性も劇的効果もないです
リラクゼーションツールとしては
使えますが
好きな音楽を聴いたり、
アロマを焚いたりして安らぐのも
リラクゼーションですから
リラクゼーションのためにって
無理にストレッチを取り入れる必要は
ないですし、ストレッチで
リラックスできるなら取り入れたら
いいですね

タイプIII:不調改善タイプ
慢性的な痛みや、ケガの回復
むくみとか冷え性もここに入りますね
ここにストレッチは有効か?
答えは『人によります』
(ごめんなさいね、こんな答えで)
っていうのもこれらの原因が
1つではないので
ストレッチがその原因に
有効な場合もあれば
悪化する場合もあり得ます
だからストレッチを取り入れてみて
良くなったなら続ける
改善しなかったり悪化していってるなら
別の方法を探す
くらいで構わないです

タイプI:可動域重視タイプ
何も気にせずストレッチしましょう
あなたの目的は可動域を大きく
することであり、そこに対して
ストレッチは有効です
否定意見?無視しましょう
ボディビルダーに
お前の筋肉はスポーツでは役に立たない
そんなに筋肉つけたら逆に健康に悪い
って言ってるのと同じです
彼らはスポーツや健康のために
筋肉をつけているわけではありません
ボディビルダーが筋肉が増えれば
ハッピーなように
あなたは可動域が大きくなれば
ハッピーなんです
人の幸せにケチをつけるナンセンスな
意見は無視してかまいません

タイプII:実用性タイプ
これが最も難しいです
さっきの例を引用すると
『お前は運動能力を上げたいのに
ボディビルダーのトレーニングを
しているからスポーツやトレーニングで
活きる運動能力の役に立っていない』
この言葉が成立してしまうからです
あなたの柔軟性はただ柔らかいだけで
運動には何の役にも立っていないよ
ってことですね

よく使える筋肉、使えない筋肉という
表現がありますが
これと同じ言い方をすると
使える可動域と使えない可動域
っていう見方ができます
この2つの違いはなにかと言うと

【自分でコントロールできる
可動域かどうか】

と考えてもらえればかまいません

あなたが前屈で床に手がベッタリつく人
開脚でたくさん脚が開ける人
になったとして次の画像のような
事が出来るかを確認してみてください
どうですか?できましたか?

できた場合はあなたの可動域は
使える可動域である可能性が高く
全くできなかったりストレッチで
出せる可動域と大きく差がある場合は
それは使えない可動域である可能性が
あります

スポーツやトレーニングで
可動域を活かすには
ただ柔らかくて大きな可動域が
あるだけでは不十分で
その可動域をコントロールできる
神経系のシステムやあるいは
単純なパワーも必要になってきます
そういった効果が得られるものも
ストレッチに加えて取り入れてみたり
する必要があります

トレーニングでもっと
チーティングやSSCも利用して
速筋線維を働かせたいのであれば
バリスティックストレッチ、
プライオメトリック
あるいはパワーリフターが行う
クイックリフト系の
トレーニングを採用してみたり
などストレッチ以外にも考える事が
出てきます

偉そうに書いてますが
僕のY字バランスの画像を見てもらうと
普通の開脚角度に対してY字だと
そこまで脚開いてないですよね
その足りていない可動域は
コントロールできていないので
使えない可動域の可能性があって
その使えない可動域で
コントロールを求められた時には
役に立たなかったり場合によっては
ケガの可能性が出てくる危険性を
持っています

あとはそのコントロールできてない
可動域が今の僕の目的に対して
必要なのかそうでないかの
話になります
必要ならばむしろ普通の開脚は
もうせずにY字の可動域を大きくすることに
注力しなくちゃいけないので
やる事が変わるわけです

こう考えるとややこしそうですが
簡単に言えばタイプIIの人は
体操選手のような柔軟性が欲しいなら
普通のストレッチだけじゃなく
体操の人が日頃している
トレーニングも取り入れましょう
バレリーナのような柔軟性なら
バレエの動き
水泳選手の肩の柔らかさなら
水泳選手がしているトレーニング
そういうものも取り入れておきましょう
って考えておけばいいです
これができていれば否定派の
意見はそんなに気にしなくてかまいません

ふー、これでなんとなく
ストレッチってのが
どんなもんかわかったり
正反対の意見があったりする
理由もわかりましたか?

一回目に書いたやつもっと
長かったんだぜ

ここ何回かは結果的に
柔軟性シリーズみたいな感じに
なっちゃったんで
次回は【ザ・トレーニング!】
みたいなテーマにしてみましょうか


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