腕立て伏せのやり方〜理論編〜

今回は前回の腕立て伏せの
動画を少し詳しく解説していきます

前回はこちら↓
まず、腕立ての一番の持ち味を
出すために必要なのが

①と②です


大胸筋を鍛える、肥大させるのが
目的ならば腕立て伏せよりも
ダンベルフライなんかの方が
効果的だと思いますが
腕立て伏せが優れているのは

押す力を強くすることができる

ということです


押す力っていうのは
単純に物を前に押し出す力
だけじゃなくて
日常では自転車のハンドルを
握ったりパソコンのキーボードを
扱うのもシステムとしては
押す力に分類できるので
使いどころは満載です


肩こりのための運動では
一般的に引く力のコントロールを
教えられることが多いですが
必ず押す力のシステムも
獲得しておく方がいいですね


押す力は腕だけじゃなくて
肩甲骨と腕の位置関係が
大切になるのでそれが①です
肩甲骨からしっかり働かせます
②は①をサポートする働きをします
骨盤ではなくお腹を引き上げる
ようにする方法もありますが
②で覚えておくと今後強度の高い
腕立てや押す力を獲得していくときに
つまずきにくいです


①と②を何も考えずにすると
大抵は④のフォームになるので
こうならないように注意ですね


⑤と⑥は疲れてきたり
現時点で強度が高すぎたら
出やすい形です
⑤と⑥の形になったら
(正確にはなる前に)
運動は終了してください
①と②が常にキープできた上で
行えるところまでがトレーニングです
それ以上はムダに負担を与えている
だけで余計な疲労が溜まるのと
神経系から見てもダメなカラダの動きを
覚えてしまうことになっちゃいます


大胸筋を鍛えるというよりかは
押す力を強くする
正しく押す方法を覚える、が
腕立て伏せの特徴ですね
前回の最初に手のひらの向きも
載せてますがこれも同じ理由です
肩甲骨の位置を決めやすくするのと
難しい言葉ですが腕の外旋を
キープするためです
これが決まれば正しく押せるので
最初は手のひらの向きにも
注意を払ってください



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